コラム

column

ルーターが繋がらない!5分で解決する簡単な方法

2024年04月29日コラム

家に帰ってスマホをWi-Fiに接続しようとしたら、突然ルーターがつながらない。

「なぜ?」と思いつつも、問題解決のために何から手をつけてよいか分からない方も多いのではないでしょうか。

ルーターが繋がらない問題は、どのメーカーで起こり得ますが、その原因は一つではありません。

再起動をしても繋がらない、急にインターネットにアクセスできなくなった、引っ越しや停電後に接続ができないなど、さまざまな状況が考えられます。

しかし、心配無用。
この記事では、ルーターが繋がらない時に試すべき簡単な解決法を紹介します。

有線からWi-Fiまで、あなたのインターネット環境を5分で復旧させる方法を見ていきましょう。

ルーターが繋がらない!5分で解決する簡単な方法

ルーターが繋がらない|基本的なチェックリスト

ルーターが繋がらないとき最初にチェックすべき点は、電源が正しく接続されているか、ケーブルが正しく接続されているか、そしてルーターに異常がないかです。

まずは、ルーターの電源が入っているか確認しましょう。
ルーターのLEDランプが点灯しているか見てください。

続いて、モデムとルーターをつなぐケーブル、ルーターからPCやスマホへの接続方法(有線LANまたは無線Wi-Fi)が正しく設定されているかをチェックしてください。

これらの基本的な点を確認しても問題が解決しない場合、次のステップに進みましょう。

電源の問題を解決する

ルーターの問題解決には、電源のチェックが欠かせません。
電源が入っていない、あるいは正常に供給されていないと、ルーターは正常に動作しません。

電源プラグがしっかりとコンセントに差し込まれているか、電源コードに損傷がないかを確認してください。

また、雷や停電後に問題が起きている場合は、ルーターが過負荷で保護モードに入っている可能性があります。
その場合、電源を一度切り、数分待ってから再度電源を入れることで解決することがあります。

ケーブル接続の確認方法

ルーターが繋がらない原因として、ケーブル接続の問題が考えられます。

まずは、全てのケーブル接続部分が正しく、しっかりと接続されているかを確認しましょう。
有線で接続している場合は、LANケーブルが緩んでいないか、破損していないかをチェックしてください。

無線接続の問題であれば、ルーターとデバイスの間の距離が遠すぎる、障害物があるなどの環境要因も考えられるため、位置を変えてみるのも一つの手です。

ルーターの再起動方法

ルーターが繋がらないとき、最も簡単で効果的な方法の一つが再起動です。
ルーターを再起動することで、一時的なシステムの不具合を修正することができます。

再起動は、ルーターの電源ボタンをオフにしてから数分待ち、再度オンにするか、電源プラグを抜いてから再度差し込むことで行えます。
特に、バッファローやNEC、NTT等のルーターにおいて一般的な対処法です。

ファームウェアの更新確認

ルーターが繋がらない原因として、ファームウェアの古さも考えられます。
メーカーは定期的にセキュリティや機能の向上のため、新しいファームウェアをリリースしています。

ルーターの管理画面から、最新のファームウェアに更新しているか確認しましょう。
更新がある場合は、指示に従ってアップデートすることで、問題が解決するかもしれません。

ルーターの設定を確認する

ルーターが繋がらない原因として設定ミスも考えられます。
正しい設定を維持することは、安定したインターネット接続を確保する上で非常に重要です。

以下では、ルーターの管理ページへのアクセス方法から無線設定、セキュリティ設定のチェック方法に至るまで、ルーター設定の確認ポイントを順にご紹介します。
これらの設定を見直すことにより、繋がらない問題を解決できる可能性があります。

管理ページへのアクセス方法

ルーターの設定を行うには、まず管理ページにアクセスする必要があります。
通常、ルーターの裏面または説明書には、管理ページへのアクセス方法が記載されています。
WebブラウザからルーターのIPアドレスを入力し、ユーザー名とパスワードを使用してログインします。

ログインに成功すれば、ルーターの設定画面が表示され、無線設定やセキュリティ設定の変更が可能です。

無線設定の確認と変更

ルーターの無線設定が原因で接続ができないことがあります。
特に、SSID(ネットワーク名)の非表示設定や、無線モード(2.4GHzや5GHz)の不一致、暗号化方式の誤設定などが挙げられます。

管理ページから無線設定を確認し、必要であればSSIDの表示を有効にしたり、接続しているデバイスに合わせて無線モードを変更するなどしてみてください。

セキュリティ設定のチェック

ルーターのセキュリティ設定が厳しすぎると、正常に接続できない場合があります。
特に、MACアドレスフィルタリング機能が有効になっていると、登録されていないデバイスは接続できません。

また、WPA2などのセキュリティ方式が古いデバイスと互換性がない場合もあるため、設定を見直しましょう。

接続デバイスの管理

ルーターには、同時に接続できるデバイス数に制限がある場合があります。
管理ページから接続中のデバイスを確認し、不要なデバイスが接続されていないかチェックしてみてください。

また、不審なデバイスが接続されていないかも確認することが重要です。
接続デバイス数が多すぎる場合は、一部のデバイスの接続を解除することで、問題が解決することがあります。

ゲストネットワークの設定

ゲストネットワークは、訪問者にインターネットアクセスを提供するための便利な機能ですが、正しく設定されていないと、不具合の原因になることがあります。
ゲストネットワークが有効になっている場合は、接続制限や速度制限の設定を確認してみてください。

不要であれば、ゲストネットワークを無効にすることも一つの解決策です。

インターネット接続のトラブルシューティング

インターネットに接続できないという問題は、様々な原因によって引き起こされる可能性があります。
ルーターの点滅、再起動後に接続できないなど、困りごとは尽きません。

しかし、基本的なトラブルシューティングの手順を踏んでいくことで、多くの場合、5分以内に問題を解決することが可能です。

ここでは、主にIPアドレスの確認、DNS設定の変更、モデムとの接続確認、そしてISPの障害情報の確認方法を紹介します。

IPアドレスの確認方法

ルーターが繋がらない時、最初に確認すべきことは、デバイスが正しいIPアドレスを取得しているかどうかです。

Windowsならコマンドプロンプトを開き、「ipconfig」を実行してください。

Macでは、「システム環境設定」→「ネットワーク」から詳細を選び、それぞれの接続方法(Wi-Fiや有線LAN)のIPアドレスを確認できます。

IPアドレスが「169.254.X.X」から始まる場合は、デバイスが正しくIPアドレスを取得できていない証拠です。

DNS設定の確認と変更

インターネットへの接続問題が発生している場合、DNS設定の確認と変更が有効なことがあります。
デフォルトのISPのDNSサーバーが問題を引き起こしている場合、Google DNSやOpenDNSなどのパブリックDNSを試すと良いでしょう。

Windowsではネットワーク接続のプロパティから、Macではシステム環境設定のネットワークからDNSサーバーの設定を変更できます。

モデムとの接続問題を解決する

ルーターとモデムの間の接続が正常に機能していない場合、インターネットに接続できません。

この問題を解決するためには、まずモデムとルーターの電源を完全に落とし、数分待ってから再起動してください。

これにより、デバイス間の接続がリセットされます。
再起動後も改善が見られない場合、ルーターやモデムの故障が考えられます。

ISPの障害情報の確認方法

ルーターの問題が解決しない場合、ISP側に障害が発生している可能性があります。
多くのISPではオンラインで障害情報を発表していますので、ISPの公式サイトや障害情報ページを確認しましょう。

また、直接電話で問い合わせることで、地域の障害情報や解決見込み時間などを知ることができます。

高度なトラブルシューティングテクニック

基本的なトラブルシューティングで問題が解決しない場合、さらに深堀りして原因を究明する必要があります。

ファイアウォールの設定確認、MACアドレスフィルタリングの設定変更、ルーターのファクトリーリセット、そしてポートフォワーディングの設定など、より高度なトラブルシューティングテクニックを駆使して、より複雑な接続問題に対処します。

ファイアウォール設定の確認

ファイアウォールは不正アクセスを防ぐために不可欠ですが、設定によっては正当なインターネットアクセスもブロックしてしまうことがあります。

ルーターに組み込まれているファイアウォールの設定を確認し、必要に応じて特定のアプリケーションやデバイスのアクセスを許可しましょう。

MACアドレスフィルタリングの設定

MACアドレスフィルタリングは、ネットワークへのアクセスを特定のデバイスに限定するセキュリティ機能です。

しかし、誤って設定してしまった場合、正当なデバイスでも接続できなくなることがあります。

ルーターの設定画面にアクセスし、MACアドレスフィルタリングが有効になっていないか、または正しいデバイスが許可リストに含まれているかを確認してください。

ルーターのファクトリーリセット

あらゆるトラブルシューティングが効果を示さない場合、ルーターを工場出荷時の設定にリセットすることで問題が解決することがあります。
リセットによって、すべてのカスタム設定が消去されるため、再設定が必要になります。

リセットは、ルーターについているリセットボタンを一定時間押したり、ウェブインターフェースから行うことができます。

ポートフォワーディングの設定

特定のアプリケーションやデバイスがインターネットに正常に接続できない場合、ポートフォワーディングの設定が解決策になることがあります。

これにより、外部ネットワークからの特定のトラフィックをルーターが正確に内部ネットワーク上の特定のデバイスに転送するように設定します。
この設定は、ルーターの管理画面から行います。

ルーター接続の問題解決からセキュリティ強化までカバー

ここまで紹介したトラブルシューティング手順を実行することで、多くのルーター接続問題を解決することができます。
また、セキュリティ設定の確認と強化を行うことで、より安全なネットワーク環境を構築することが可能です。

安定したインターネット接続とセキュリティ強化により、快適なオンラインライフを享受しましょう。

店舗やオフィス移転・不用品回収買取の見積もり無料!
お気軽に
お問い合わせください。

048-878-9116