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事務机の処分方法は?正しい廃棄方法と処分する際のポイント3選

2023年08月29日コラム

「使わなくなった事務机はどうやって処分するの?」
「処分する際はどんな点に注意したらいいの?」
そう悩んでいる方も多いでしょう。

そこで今回は事務机の正しい処分方法と、処分する際のポイントについて解説します。
断捨離やオフィス移転検討中の方は本記事をぜひ参考にしてください。

事務机の処分方法は?正しい廃棄方法と処分する際のポイント3選

事務机は個人で処理できない

家で使っている机や家具は粗大ごみとして処分可能です。
一般的にはインターネットや電話で申し込み、ごみ処理券を貼って指定場所に持っていくだけ。
あとは業者が回収に来て処分完了です。

しかし、会社の事務机は粗大ごみとして処分できません。
オフィスの机は産業廃棄物扱いとなり、指定された方法での処分が不可欠。
ちなみに産業廃棄物は会社の事務机だけでなく、キャビネットやロッカーも含まれます。
ほとんどがスチール製であるため、一般的な粗大ごみとして出せないのです。

事務机の処分方法5選

ここからは事務机の処分方法について解説します。
基本的には産業廃棄物として処分する方法が代表的であるものの、他の方法ももれなく確認しておきましょう。
場合によってはお得に処分できる可能性もあります。

産業廃棄物処理業者に依頼する

産業廃棄物処理業者への依頼が最も一般的な方法です。
依頼すればほぼ確実に引き取ってくれるため、多くの企業が利用しています。
依頼の流れは産業廃棄物処理業者へ連絡→現地調査→費用査定→契約→回収→マニフェストやリサイクル証明書の発行です。
書類のやりとりに時間がかかるため、あらかじめ余裕を持って依頼しましょう。

産業廃棄物処理場に持ち込む

産業廃棄物処理業者へ依頼するのではなく、直接事務机を持ち込む方法もあります。
出張費用がかからないため、産業廃棄物処理業者へ依頼するよりも安価です。
自治体によってルールは異なるものの、基本的にはどんな事務机でも処理してくれます。
自社でトラックや商用バンを用意できる場合、検討してみる価値はあるでしょう。

スクラップ業者に依頼する

スクラップ業者とは金属の廃棄物を取り扱う業者です。
ユーザーから買い取った金属を切断や圧縮し、リサイクルしていきます。
事務机も金属で構成されているため、机の種類によっては高価で回収してくれるケースも。
とくに近年金属の価値は上昇しており、回収に前向きな業者が増えてきています。

買取業者に相談する

リサイクルショップやオフィス家具店に相談するのも1つの方法です。
購入して間もない事務机や状態が良いデスクの場合、購入価格の3割以上で買い取る業者もいます。
さらに業者によっては無料で出張買取してくれるのも大きなメリット。
リサイクルショップやオフィス家具店の数は多いため、よく比較検討するのがおすすめです。

引っ越し業者に頼む

オフィス移転を検討している方は、引っ越し業者へそのまま処分をお願いする手もあります。
引っ越しと同時に回収してくれるため、余分なやりとりが少なくて済むのは楽です。
しかし、回収を実施している引っ越し業者は一部であり、回収品目も限られています。
あらかじめ引っ越し業者の回収要項を確認しておきましょう。

事務机を処分する際のポイント3選

それでは最後に事務机を処分する際のポイントについて解説します。
ポイントを押さえ、ストレスなく処分していきましょう。

相見積もりを取る

業者に依頼する場合、相見積もりを取っておくと安心です。
例えばリサイクルショップやオフィス家具店にお願いすると、回収費用は千差万別。
買い取ってくれる業者もいれば、反対に費用が発生するケースも。
おおよそ3社程度に見積を取り、条件の良い業者をピックアップしていきましょう。

許可証の有無を確認する

事務机は産業廃棄物許可証を所持している業者でしか回収できません。
一般的には許可証を取得している業者が大半であるものの、中には許可証を持っていなかったり、偽造していたりします。
そのような業者へ依頼すると、頼んだ本人が罰則にかせられるのも事実。
依頼する際は必ず許可証の有無を確認しましょう。

まとめて依頼する

事務机以外にも処分希望のオフィス家具があれば、まとめて依頼するのがおすすめと言えます。
回収業者もできる限り多くの家具を引き取りたいため、場合によっては値引きしてくれるケースも。
加えて何度かに分けて依頼するよりも、まとめてお願いすれば出張費用は安く済みます。
他に引き取りを検討している家具がある場合は、とりあえず査定だけでもお願いしてみても良いでしょう。

まとめ

事務机は一般的な粗大ごみで処分できるわけではありません。
ほとんどがスチール製であるため、粗大ごみとして出せないのです。
処分する場合は産業廃棄物処理業者へ依頼したり、スクラップ業者に頼んでみたりするのがおすすめです。
その際は相見積を確実に取っていきましょう。

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