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不用品はリサイクル!方法や環境への影響について詳しく解説

2023年11月13日コラム

引っ越しなどで不用品の処分に困った際、「不用品はリサイクルできる?」と悩む方も多いでしょう。

そこで今回は、不用品のリサイクル方法についてご紹介します。
リサイクルをするべき理由や環境への影響を配慮した不用品のリサイクル方法などを知りたい方は、本記事を参考にしてください。

不用品はリサイクル!方法や環境への影響について詳しく解説

不用品はリサイクルしよう!

家で不要になったものは、積極的にリサイクルしましょう。
リサイクルとはゴミの再資源化を指します。
私たちがゴミとして処分しているものの多くは、再資源として活用が可能です。

また、リサイクルは循環型社会を実現するために必要な「リユーズ(ゴミの減量)リユース(再利用)・リサイクル(再資源)」の3Rに含まれる重要な要素の一つです。(※1)

1:リデュース・リユース・リサイクル推進協議会 3Rとは

リサイクルをするべき3つの理由

不用品を処分する際、リサイクルを積極的に取り入れたい理由は、おもに以下の3つです。

・環境への影響を抑えられる
・資源の節約ができる
・新たな製品へと生まれ変われる

それぞれについてくわしく説明します。

環境への影響を抑えられる

不用品を積極的にリサイクルすれば、必要最低限の燃料でゴミの処分ができ、環境保護につながるでしょう。
しかし、リサイクルをせずにゴミを出し続ける生活を重ねると、ゴミの処分に必要な二酸化炭素などが大量に排出されます。
大気に排出された有害物質は、大気汚染の原因の1つです。
大気が汚い環境は、将来の私たちの生活に影響を与えるでしょう。

また、ゴミの処理場として活用できる場所には限界があります。
1人1人がゴミに無関心でリサイクルをせずにゴミをつくり続けると、将来的には処理場では対応できないくらいのゴミで溢れかえるでしょう。

ゴミに囲まれた生活は、私たちの健康状態を悪化させるだけでなく、植物や動物の健康被害にも及びます。
環境への負担を減らすためにも、不用品は積極的にリサイクルするのがおすすめです。

資源の節約ができる

ゴミの処分には多くの燃料が使われ、温室効果ガスが排出されます。
不用品をゴミに出し処分するのではなく、正しい分別を行いリサイクルを積極的にすれば、ゴミの量を減らせガスの排泄量も少なく済むでしょう。

また、ゴミをリサイクルする目的で大量に消費しては意味がありません。
ゴミの分別やリサイクルへの働きかけを機に、自身のゴミの消費量を見直しましょう。
資源の無駄遣いを減らし、ゴミを燃やすための燃料の節約を意識するのが大切です。

新たな製品へと生まれ変われる

リサイクル目的で回収されたゴミからは、新しい商品が誕生します。
たとえば、リサイクルできる品目としてよく知られている紙は、段ボールや雑誌、トイレットペーパーに。
また、ペットボトルからはYシャツができるなどさまざまな商品に変身し、日常生活に役立ってくれます。

環境への影響を配慮した不用品のリサイクル方法

不用品をリサイクルする際の方法は、主に以下のとおりです。

➀不用品を適切に分別する
➁リサイクル業者や自治体に持ち込む
➃不用品を寄付する

それぞれについて詳しく解説します。

➀不用品を適切に分別する

不用品をリサイクルする意思が決まったら、品目ごとに分別をしましょう。
分別の主な品目は、以下のとおりです。

・紙
・プラスチック
・ガラス
・金属
・油

住まいの地域や自治体によって分別の品目は異なります。
分からない場合は、適当に判断せず電話などで問い合わせをし分別をしましょう。

➁自治体の回収やリサイクル業者を利用する

ペットボトルや缶などは、自治体のリサイクル回収日に指定場所に出すだけで回収が可能です。
費用をかけずに処分でき、資源のリサイクルが簡単にできます。
引っ越しなどでリサイクルしたい不用品が大量にある場合は、不用品を回収してくれるリサイクル業者に依頼をするのがおすすめです。

運搬費用やリサイクル料などがかかりますが、1つ1つの不用品の処分方法を調べる手間が省けるでしょう。
回収業者を利用する際は、業者により金額や回収できる量が異なるため注意が必要です。

➂不用品を寄付する

不用品はリサイクル回収に出すだけでなく、必要としている人に寄付をするのもリサイクル方法の1つです。
たとえば不要になった衣服は寄付団体に提供したり、読み終わった書籍はリサイクルショップに出品すれば、必要としている人の手に渡り、大切に使用してもらえるでしょう。

資源の無駄遣いを防ぎ、環境防げ環境への影響を減らすためにも、不用品のリサイクルは積極的に行いたい取り組みです。
また、商品を購入する際は、再利用された製品を手に取るのもおすすめです。
「環境への負荷を減らす」を意識した生活を心掛けましょう。

不用品をリサイクルする際の注意点

リサイクルをする際は、各リサイクル法に基づいた処分をします。
たとえば、缶・びん・ペットボトルは、容器包装リサイクル法に定められています。(※2)
とくに注意したいのが家電製品。

家電製品は家電リサイクル法に基づいた処分が必要となります。
家電リサイクル法に該当する家電は、以下のとおりです。(※3)

・テレビ
・エアコン
・冷蔵庫、冷凍庫
・洗濯機、衣類乾燥機

家電リサイクル法は、家電製品に使用されている資源を再利用し、廃棄物の削減を目指すことを目的として制定されました。
家電リサイクル法に定められる上記の「家電4品目」は、自治体での回収が難しい場合があります。
リサイクルする際は、法律に基づいて回収をしている専門業者に依頼しましょう。

2:環境省 容器包装リサイクル法とは

3:一般財団法人家電製品協会 家電リサイクルとは

まとめ

不用品の処分に困ったら、リサイクルを積極的に行いましょう。
リサイクルは「リデュース・リユース・リサイクル」の3Rに該当し、循環型社会に必要不可欠な要素です。
不用品をリサイクルすれば、環境への影響を抑えられたり新たな商品に生まれ変わったりと、私たちの暮らしをより豊かにしてくれます。

リサイクルをする際は、正しい分別方法を取り入れ、各リサイクル法に基づいた上で回収業者などを利用し適切な対応をしましょう。
環境への影響に配慮した不用品のリサイクル方法について知りたい方は、本記事を参考にしてください。

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