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不用品回収の相場を比較!費用を安く抑える3つの方法をご紹介
2023年07月14日コラム
「不用品回収の費用はどのくらい?」「不用品の回収をお願いしたいが、なるべく安く済ませたい」と考える方も多いでしょう。
そこで今回は、不用品回収の相場を自治体と業者を比較してご紹介します。
不用品回収の相場や不用品の回収費用を安くしたい方は、本記事を参考にしてください。
不用品の回収方法と相場
不用品の回収方法は、主に以下の2つです。
・自治体の利用
・不用品回収業者の利用
自治体と不用品回収業者の回収方法や料金の比較についてご紹介します
自治体と業者の回収方法
自治体の不用品回収方法は、主に以下の3つです。
回収の種類 | 回収の方法 | 回収の費用 |
・不燃ごみ | 指定日に出して回収 | 無料 |
・小型家電 | 指定場所に持ち込み回収 | 無料 |
・粗大ごみ | 指定日に出して回収 | 有料(手数料など) |
不燃ごみの定義は「30cm以内の小さなサイズ」の製品など。
不燃ごみの回収にかかる費用は、指定のごみ袋代のみで別途料金はかかりません。
そのため、指定ごみ袋がない地域では、ごみの回収日に提出すれば無料で処分してもらえます。
小型家電は「小型家電リサイクル法」に基づき回収。
対象品目は地域により異なりますが、回収ボックスなどに不用品を持ち込み回収してもらいます。
持ち込み料がかからず、無料で引き取ってもらえるケースが多いです。
また、粗大ごみは「30cmを超えるもの」と定義され、回収方法は地域によって異なります。
品目により費用は変動しますが、約300~2,000円の手数料が発生すると考えられるでしょう。
不用品回収業者などに依頼する場合は、基本料金と回収料金がかかる場合が多いです。
基本料金 | 回収料金 | |
不用品回収業者 | 3,000~5,000円 | 500~3,000円 |
価格は不用品のサイズや品目、回収業者により変動し、場合によってはオプション料金がかかるでしょう。
また、トラックを使用した回収では、トラックの大きさにより価格が変動します。
たとえば、軽トラックで8,000~15,000円、2トンのトラックでは25,000~39,000円です。
積み放題プランなどを実施する業者もあり、一度にたくさんの不用品を回収できるのは大きな利点といえます。(※1)
参考:1)みんなのマーケット株式会社 不用品回収を料金と口コミで比較!
自治体と業者の不用品回収料金の比較
東京都の自治体と業者の回収料金の比較は、以下のとおりです。
自治体で回収(※2、3) | 業者依頼で回収(※4、5) | |
ベッド(マットレス類は除く) | 1,200~2,400円 | 2,000~10,000円 |
マットレス(スプリング入り) | 1,200円 | 2,000~5,000円 |
電子レンジ | 400~800円 | 600~3,000円 |
ソファ | 800~2,000円 | 2,000~10,000円 |
布団・毛布 | 400円 | 500~1,000円 |
テーブル | 400~1,200円 | 2,000~5,000円 |
自治体の利用では、回収にかかる費用が少ないためコスト削減が可能です。
しかし、回収できるものとできないものがあり、それぞれを自分で判断し処分しなくてはなりません。
自治体回収で自己搬入する際は、無料または指定のごみ袋代のみの出費に押さえられますが、運び出すのに時間がかかり、急いでいる方にとっては不向きでしょう。
業者に依頼し不用品を処分する場合は、以下のメリットがあります。
・複数の品目を同時に回収できる
・自分で不用品を運び出す手間が省ける
しかし、自治体に比べ価格が高めに設定されるケースが多く、価格に重点を置く人にとってはデメリットな点も。
また、業者によって価格設定が異なるため、適正価格で営業している業者を見極める必要があるでしょう。
参考:2)新宿区 粗大ごみ処理手数料一覧
参考:4)タスクル 東京都の不用品回収
参考:5)不用品回収アース東京 料金について
不用品回収を安くする3つの方法
不用品回収を安く済ませるならば、自治体の回収がおすすめです。
しかし、引っ越しなどで不用品の処分を早く済ませたい方もいるでしょう。
ここでは、不用品回収を業者に依頼する際に費用を抑える方法を3つご紹介します。
業者の繁忙期を避ける
不用品回収業者の繁忙期は、引っ越しシーズンの3~4月です。
通常に比べ予約が取りづらくなります。
また、費用も高く設定されるため、繁忙期の業者利用はおすすめできません。
不用品回収の費用を抑えたい場合は、3~4月を避けて依頼しましょう。
処分する不用品を絞る
大量の不用品処分には費用がかかります。
業者の設定する規定量を超えると、追加料金がかかるケースも。
不用品回収の費用を安く済ませたい方は、「回収するものを厳選する」のがおすすめです。
自治体で無料や低価格で回収できるものと区別し、無駄な出費を抑えましょう。
複数の業者を比較する
不用品回収にかかる費用は、業者により異なります。
業者を厳選せずに選ぶと、オプション料金がかかるなど契約後に予想外の出費が発生する場合もあるでしょう。
不用品回収を業者に依頼する際は、3社以上を比較するのがおすすめです。
とくに、ホームページなどに掲載された口コミや料金表、回収実績を比較しましょう。
自分の条件に合った業者が見つかる、悪徳な業者を避けられるなどメリットが多いです。
まとめ
不用品回収の相場は、自治体と業者の依頼により大きく変動するのが特徴です。
自治体は費用が安いですが、回収に時間がかかる場合があります。
業者を利用すれば一度にたくさんの不用品が回収できますが、コストがかかるでしょう。
不用品回収を安く済ませたい場合は、ポイントを抑えた不用品回収がおすすめです。
不用品回収の相場や費用を安くしたい方は、本記事を参考にしてください。